☆  1月27日はW.A.モーツァルト、31日は、シューベルトの誕生日です。

フランツ・ペーター・シューベルトは1797年1月31日生まれ、オーストリアの作曲家です。ロマン派の代表的な作曲家でもあり、600曲を超える歌曲を作曲し『歌曲の王』と言われます。代表的な作品は「魔王」「冬の旅」「美しき水車小屋の娘」など、また室内楽では「鱒」も有名です。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルトは1756年 1月27日生まれ、オーストリアの作曲家です。

古典派の代表的な作曲家で、35年の生涯で断片も含め900以上の作品を残しました。あらゆるジャンルにわたり今日でもたくさん演奏され、最も有名な音楽家の一人ですね。代表曲も「アヴェ  ヴェルム  コルプス」などの宗教曲、「魔笛」などのオペラ、「アイネ　クライネ　ナハトムジーク」などの小夜曲、他にもピアノソナタ第11番トルコ行進曲付き、交響曲41番「ジュピター」など挙げきれないほどたくさんの魅力的な作品を残しました。

私達は一生の間にどのくらいの数の作品に出会えるのでしょうか。そう思うとすぐにでも演奏したり聴いた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　りしたくなりますね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019年　1月　　　　　　　　

☆暖かな春の訪れが待ち遠しいこの頃ですね。

はーもにーでは、3月17日に やさしい音楽講座＊ピアノの中ってどうなっているの？＊ というイヴェントを　　　　行います。ピアノを弾いていても実際にどういう仕組みで音を出しているのか、鍵盤をおろすとどのように力が伝えられているのか、弦はどんなふうに張ってあるのか、ペダルを踏むとピアノの中はどうなるのか、など不思議がいっぱいです。そこで今回の講座では、普段は隠れていて見えないピアノの奥の方までピアノを開けて見てみようと思います。どんな発見があるのでしょう、楽しみです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  2019年　2月　　　　　　　　　　　　　　　　　

☆2月22日はF.F.ショパン、23日はG.F.ヘンデルの誕生日です。

フレデリック・フランソワ・ショパンは1810年2月22日（出生証明の日付）ポーランドで生まれ、ピアノの詩人と呼ばれるロマン派の代表的な作曲家です。「小犬のワルツ」「革命」「別れの曲」「幻想即興曲」など200曲を超える作品を残しました。今でもたくさんの演奏会や発表会で演奏され、親しまれている作曲家の一人です。ピアノの作品以外にも室内楽曲、歌曲なども作曲しているので機会があればお聴きになるのも楽しいですね。

もう一人、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルは1685年2月23日ドイツで生まれ、イギリスで活躍、帰化した作曲家です。代表的な作品にはハレルヤコーラスで有名なオラトリオ（宗教を題材にした独唱、合唱、管弦楽から成る作品）「メサイア」、王様の舟遊びのために演奏された（諸説あります）管弦楽「水上の音楽」、「オンブラ・マイ・フ」で有名なオペラ「セルセ」など。同時代に活躍したバッハは宗教的な作品が中心だったのに対しヘンデルは劇場用の作品が多いなど比べられることもありますが、どちらも現代までも名を残す作曲家です。因みにですが、この2人、面会のチャンスは2回ほどあったのに、結局顔を合わせることはなかったようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019年　2月

☆3月17日に「ピアノの中ってどうなっているの？」という音楽講座を行いました。ピアノの蓋（大屋根とも呼ぶそうです）を大きく開けて弦を張ってある様子をじっくり観察したり、また、鍵盤の蓋もはずして鍵盤を引き出し奥の方までのぞいたりと、普段はなかなか見ることのできないところをしっかり見て楽しみながらピアノの構造について知っていただきました。

その他にも、調律師の方に教えて頂きながら調律の体験もしていただき、どうやってピアノの音を整えていくのかを体で感じていただきました。

これからピアノを弾いていく中で今回の経験を活かしていただけたら大変嬉しく思います。

講座に参加して下さった皆様、ご協力頂いた調律師の方、ありがとうございました。　　　　2019年　3月

☆3月23日、タカギクラヴィア 松濤サロンにおいて、サロンコンサートを行いました。このコンサートは大人の生徒の皆さんの発表の場として年に一度行っているものです。

今年初めて参加なさる方もいらして緊張感もありましたが、今回はピアノだけでなく歌の発表もあり華やかな会になりました。皆さんお忙しい中、練習の時間を作り努力なさった成果を発揮していらっしゃいました。

出演者の皆様、おつかれさまでした。また、いらしていただいたお客様、ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019年　3月

☆先日7月22日に新宿区の角筈区民ホールにて発表会を行いました。大変な状況の中、無事に開催できたことに感謝しております。

昨年は緊急事態宣言の影響でホールを使うことができませんでしたので２年ぶりにホールでの発表会になりました。幸い晴天に恵まれましたが、まだまだ感染防止対策が必要で客席全部を使えなかったり演奏の前後にアルコール消毒をしたりなど例年通りとは言えませんでした。

それでもやはりホールでの発表会ということで出演者の方々の表情もいつもとは違う緊張感や充実感がうかがえたように思います。その日まで努力を続けた出演者の皆様、お疲れ様でした。そして、応援してくださったご家族の皆様、暑い中お集まりいただいた皆様ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2021年　7月